カテゴリー : エロゲー

青年よモエとナキを抱け 2

旧ブログより移植・リメイク)
一部の人に大好評のこのコーナーですが。
つづきいっちゃいます。

月姫

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幼い頃の事故の後遺症から、モノの壊れやすい線―――「死の線」を見る能力を持った主人公、遠野志貴。
事故から八年の間預けられていた親類の家を離れ、志貴は実家へと戻る事となる。そこで彼を待っていたのは、すでに他人のような妹と二人の使用人だった。古びた洋館での慣れない暮らしに戸惑いながら、志貴と少女達の新しい生活が始まる。
時を同じくして多発する猟奇殺人事件。その被害者は一様に全身の血液を抜かれていた。ある出来事がきっかけとなり、志貴は「吸血鬼」達の壮絶な戦いに巻き込まれていく事となる―――
純白の吸血鬼は微笑む。
「私を殺した責任、とってもらうからね」

2000年にコミケで販売された同人ゲームです。
同人ゲームでありながら市販ゲームをも上回るボリューム(テキスト量)を誇り、練りに練りこまれた独自の世界観、細かな設定が物語をより深いものにしています。
口コミでこの評判がオタク界に浸透し、あれよあれよという間に異例の大ヒットとなりました。
10万本ほどの売り上げがあったとの話も。
もちろん今現在は廃盤でして、中古市場でもウン万円出さないと買えないほどのプレミアがついています。
伝奇小説が好きな人にはたまらない一本かと。
練りこまれた世界観が支える独特な雰囲気の中で進められていく物語は、そりゃもう熱くもあり切なくもあり。
色んな意味でグッときますよ。
これをサークルレベルで作り上げるとはホント素晴らしいの一言です。
音楽も良いんだ、これが。
ささやかなアドバイスですが、双子メイド、翡翠と琥珀のルートは一番最後にやりましょう。
翡翠→琥珀の順に。
琥珀のルートは真相解明ルートでもありますので、一番最後にやるのが望ましいと思います。
その方が感動もひとしお。
いいね?お兄さんとの約束だ。

■名ゼリフ
「…物事の『死』が視えるという事は、この世界すべてがあやふやで脆いと言う事実に投げ込まれることだ。
地面なんて無いに等しいし、空なんて今にも落ちてきそう」
「何を――何の事を言っているんだ、おまえ」
「…一秒先にも世界すべてが滅んでしまいそうな錯覚を、おまえは知らない。
――それが、死を視るという事なんだ。
この目はさ、おまえみたいに得意げに語れる力なんかじゃない。
それがおまえの勘違いだ、吸血鬼。
命と死は背中合わせでいるだけで、永遠に、顔を合わせることはないものだろ」
「だから――その目で私を見るなと言っているだろう…!!」
走ってくる足音。 けど、俺のほうが何倍も早い。
「―――教えてやる。これが、モノを殺すっていうことだ」

Fate/stay night

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「聖杯戦争」。日本のとある都市「冬木市」にて数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」と呼ばれる存在をめぐって7人の「魔術師」が殺しあう儀式である。彼らはそれぞれ一人に一体ずつの、その身に強大な力と激しい聖杯戦争を戦い抜くに足る強靭な意思を秘めた意識存在と契約し、主たる「魔術師・マスター」と従者にして相棒たる「使い魔・サーヴァント」として最後の一組になるまで殺しあう事になる。
彼らにとって最優先されるべきは聖杯の入手であり、大勢の人々が彼らの戦いに巻き込まれ、死ぬ事になったとしても、それが彼らの矛を収める理由にならない。過去、最後に行われた聖杯戦争では一つの街が炎上するほどの惨事となったが、炎の中で交錯する蒼い剣士と金色の王の瞳には、互いの姿しか映っていなかった。目的の為にはあらゆる物を犠牲にする、魔術師達の欲望の集大成、それが聖杯戦争である。
冬木市に住む主人公・衛宮士郎は過去にある町で起きた謎の炎上事件の唯一の生存者であり、自分を救ってくれた魔術師に恩義と憧れを抱く青年であった。「多くの人を救える正義の味方になる」という願いを抱き、魔術を習うもその才能を見いだせず、半熟魔術師として自分に可能な範囲で夢を追いながら高校生活を送っていた。
そんなある日、士郎は謎の男にいきなり命を狙われる事になる。現代社会から激しく逸脱した身なりに、明らかに人外の力をふるって士郎を殺そうとする謎の槍使い。死を覚悟した士郎の左手が紅い光を放ち始める。それは聖杯戦争に、神聖でありながら忌まわしい儀式に参加する権利を認められた証だった。
突如、地に現れた魔方陣の中から金色の髪に碧の眼、蒼い鎧を纏った英霊が現れる。偉大な英雄の魂を具現化し、聖杯を手に入れて己が望みをかなえる為に降り立った「剣士・セイバー」の称号を冠するその少女は、静かに、混乱しつつも自分が大きな戦いに巻き込まれたことを感じ始める士郎に問い掛ける。
「―――問おう。貴方が、私のマスターか」

「月姫」を世に送り出したTYPE-MOONの商業デビュー作品です。
これも面白いよ!
さすがといったところでしょうか、あの「月姫」での持ち味だった独特の雰囲気そのままに「月姫」とは違う熱さを持った作品です。
練りに練られた細かな設定、演出も健在。
とりあえずやっときましょう!
ていうか主人公がかっこよすぎて俺みたいな小物にはまぶしすぎです。
まあ多少ご都合主義なのが鼻につかないことも無いですが。

■名ゼリフ
「I am bone of my sword. 体は剣で出来ている。
Steelis my body, and fireis my blood. 血潮は鉄で、心は硝子。
I have created over athousand blades. 幾たびの戦場を越えて不敗。
Unaware of loss. ただ一度の敗走もなく、
Nor aware of gain. ただ一度の勝利もなし。
Withstood pain to create weaponswaiting for one’s arrival. 担い手はここに独り剣の丘で鉄を鍛つ。
I have no regrets.This is the only path. ならば、我が生涯に意味は要ず。
Mywholelifewas”unlimited blade works.” この体は、”無限の剣で出来ていた”。 」
■名ゼリフもう一個
「I am bone of my sword. 体は剣で出来ている。
Steelis my body, and fireis my blood. 血潮は鉄で、心は硝子。
I have created over a thousand blades. 幾たびの戦場を越えて不敗。
Unknown to Death. ただ一度の敗走もなく、
Nor known to Life. ただ一度の理解もされない。
Have withstood pain to create many weapons. 彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。
Yet, those hands will never hold anything. 故に、生涯に意味はなく。
So as I pray, unlimited blade works. その体は、きっと剣で出来ていた。 」

Fate/hollow ataraxia

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第五次聖杯戦争の終結から半年後。
そこには再び現界したサーヴァントとの穏やかな日常が存在していた。
ありえない現実でありながら、それらに疑問を抱かない前聖杯戦争参加者たち。
繰り返される四日間と暗躍する魔術師。夜にのみ進行する新たな聖杯戦争。
空虚なる平穏の先にあるものは……?

「Fate/stay night」のファンディスクに当たる作品。
しかしながら本編のボリュームは1作品に十分に値するものです。
手抜きは一切ございません。
もはや何も言うまい。

■名ゼリフ
「分かりづらかったか?なら例えばなしをしよう。
ある場所に、世界で一番不幸な目にあっているヤツがいるとする。
ある日、アンタはそいつの事をニュースで知って落ち込んじまうんだが、それは意味のない感傷なんだ。
遠い世界の話には関れない。
自分には関りのない所で誰かに不幸な出来事が起きたとしても、あんたは笑っていろ」
■名ゼリフもう一個
「この世すべての悪などと笑わせる。
それはにんげんの総称だ。我は人間より生まれしもの。
人間である限り、君はあらゆる悪を再現可能だ。」

BALDRFORCE EXE

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ネット世界における人型戦闘ツール『シュミクラム』を操り、ハッカーとして気ままに過ごしていた主人公。
しかしハッキングチーム最後の大仕事として 軍 のデータベースをターゲットに選んだことから主人公の人生は大きく動き出す。
ネット空間内での軍とテロ組織の抗争に巻き込まれ、親友は主人公をかばい不慮の死を迎える・・・。
親友の形見に復讐を誓う主人公。
彼はそこから軍やネット警備会社、テロ組織の様々な人物と出会い、共に戦い、あるいは敵対することになる。
だが、それぞれ独立し無関係と思われた人物、エピソードは、過去に起った、ある出来事に繋がりがあったのだった・・・。
主人公は知らず知らずのうちにその繋がりを中心とした争いに深く関わり、最終的にその出来事の全貌が明らかになったとき主人公は、愛するものを救うため、自分の存在をかけた戦いを挑むことになる・・・

これもいわずと知れた名作。
これまで紹介してきたゲームと違うところは、アドベンチャーパートの他に、アクションパートが存在するというところ。
このアクションパートの評価がかなり高い作品です。
どんな感じかというと、えーと、アーマードコアってゲーム知ってます?
あれの2Dバージョンと言ったところでしょうか。
それに近接戦闘とコンボが加わったものと思ってください。
人型戦闘ロボみたいなんを操ってミッションをクリアしていくというものです。
ミッション前に装備する武器を選択出来るのですが、その武器ごとに熟練度があります。
このアクションパートがガチで面白い!
熱い!!
遠距離から弾幕張って突っ込むも良し、近接コンボで一気にたたみかけるも良し。
ゲームパッドに対応しているので、ぜひ購入しておきましょう!
もちろんこの作品の魅力はアクションパートだけに留まりません。
ストーリーもボリュームがあってなかなか素晴らしい。
幾重にも張り巡らされた伏線や、色々なルートをたどっていくうちに判明する真相、最終ルートに近づくにつれ加速する燃え!!
もうやりだしたら止まりませんよ。
最終ルート、最終決戦はもうマジで熱い!
演出は最高です。

■名ゼリフ
「大切な人のことを思い出せない・・・
この先、そんな状態が何度も君を襲うかもししれない・・・
その時は思い出すがいい・・・
君を狂わせることは何者にもできない
君自身がそう望まない限りは必ず戻ってこれる・・・」

終ノ空

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突然のクラスメートの死。
それは、世界の終わりをくい止めるための儀式だったという。
世界の終わり?
そんな事が、ありうるのだろうか?
しかし、本当であるか否かなど、そんな事は関係ない・・・。
学校という閉ざされた<場>の中で、その予言は<真>なるものとして受けいられていく。
そんな中、一人の少年が、世界の終わりを宣言する。
それは、<始まり>でも<終わり>でもない世界の到来の兆しだと彼は言う。
それこそは『終ノ空』(ツイノソラ)。
狂気に飲み込まれる、学園、あたかも、聖書の記述にある、
悪霊に憑かれた豚の群が湖に飛び込んで溺死する話のように、自ら破滅に向かっていく。
しかし、それは本当に破滅なのか?それとも・・・。
世界の終わりは、世界の非連続性に。狂気は、人間の認識の可能性に、
徐々に事件は、その意味を変えていく。
水上行人、若槻琴美、高島ざくろ、間宮卓司、
それぞれ違った認識から『終ノ空』に関わっていく、
はたして、『終ノ空』とはなんなのか?
人々の不安が生み出した妄想なのか、それとも・・・。

ではここらで息抜きに一般作品ではおおよそ色んな意味で公開できないような極悪ゲーをご紹介しましょう。
とても短いゲームです。
フルコンプには3時間もあれば大丈夫かと。
ゲームの内容を簡潔にまとめます。
「高校生がノストラダムスの予言を信じ、集団自殺するゲーム」です。
ルートごとに、それぞれ別のキャラの視点でゲームを進めていくのですが…。
主人公、ヒロインルートまではまだ普通です。
普通っていっても、ストーリーがなんかもうどうしようもないくらい破滅的なので一概に普通とも言いがたいのですが。
サブキャラルートに移ったあたりからがとんでもなくヤバイです。
妄想、幻覚、錯乱、狂気、電波の嵐です。

( ゚д゚) 「スパイラルマタイ」?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) 「アタマリバース」?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚;) 「≒⊥?〆゛ ̄^_」?

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) 何言ってんのか全然わかんねえよ!!!

特に卓司シナリオがスゴイ。
もう色んなもん見えちゃってます。
ゲーム全体を通して妄想、幻覚の表現は素晴らしい。
ただし、詰めが甘い部分が随所に見受けられます。
キャラクターの心理描写や人格描写が不足しているためか、ストーリー展開に無理があります。
主題と精神描写のアイデアだけが先行しているような感じです。
哲学引用の表現が多いのでそれ萌えな方にはたまらないのですが、いかんせんやりたいことだけが先行しすぎていて、置いていかれる人はもうそりゃ置いていかれっぱなしになるかもしれません。
アイデアは素晴らしいと思うので、もうちょっとそのあたりをつめて欲しかったですね。
しかしながら表現や構成のセンスは良いと思いますし、アングラな読み物として十分楽しめると思いますので、うさんくさい表現や狂気といったものに目が無い人にはぜひプレイしてもらいたいです。
音楽も絶望的で良いですよ。
あ、ついでに言っておきますが、操作システム面はかなり悪いです。
まあ短いゲームなのでそんな気にならないかもですが。


■名ゼリフ
「わかった、なら卓司くん
すてきな学園生活を送るの
素敵な彼女
素敵な友達
楽しい生活
それが何百年続く
それが何千年続く
それが何万年続く
それが何十万年続く
それが何百万年続く
それが何千万年続く
それが何億年続く
それが何十億年続く
それが何百億年続く
それが何千億年続く
それが何京年続く
それが何十京年続く
それが何百京年続く
それが何千京年続く
それでもまだ終わらないの
無限だから、ここまででも一瞬なの
これの何千倍、何億倍、何京倍しても終わらないの
終わりは絶対にこないの
素敵な彼女
素敵な友達
楽しい生活
を永久に繰り返すの…
何百年かあたりに卓司くん
この幸せな生活に嫌気が差すの
素敵な彼女を殺し
素敵な友達を殺し
楽しい生活を終わらせようとするの
でも次の朝になるとまた
素敵な彼女
素敵な友達
に囲まれた
楽しい生活が始まるの
卓司くん、はじめのうちは殺しの快感に酔いしれて
毎日、素敵な彼女、素敵な友達、を殺し続けるの
でもそれも、何百年かで飽きて
もう…
今度は自殺しようとするの
卓司くんは死ぬの
でも次の瞬間には
素敵な彼女
素敵な友達
に囲まれた
楽しい生活が始まるの
そして、卓司くんは発狂するの
でも強制的にしあわせになるため
精神は普通の状態に戻されるの
それからも
素敵な彼女
素敵な友達
楽しい生活
は永遠に続くの
永久に… 」
———————————————–
今日はここまで!

青年よモエとナキを抱け

旧ブログより移植・リメイク)
俺はアニメとSFとマンガが好きです。
そして、少なからず「萌え」を理解できると自負しています。
ていうか独断偏見誤解覚悟で断言しましょう。
「萌え」がわからないやつは感受性に乏しい!!!!!
そんなわけでこのコーナーでは毎回、オタクアイテムの中でもアングラ、サブカルに分類されるであろうエロゲーを中心に俺のオススメ作品を心に残ったゲーム中の名言をまじえて紹介していこうと思います。
俺がもっぱらプレイしてきたのはストーリーが中心、いわゆるサウンドノベル形式のエロゲーです。
サウンドノベルってのはいわば画面でノベルを読むタイプのゲームのことで、一般系のゲームでは「かまいたちの夜」等が有名ですね。
映像(主に静止画)とBGM付きのノベルだと思ってください。
何がゲームたらしめているかといいますと、普通のノベルとは違って、話を読み進めていると途中に選択肢が複数回出てくるというあたりですかね。
その選択如何によってストーリーやエンディングが変わるわけです。
どのエンディングを迎えたかによって次回プレイ時に選択肢が増え、新たなストーリーが楽しめる場合もあります。
サウンドノベルに徹したゲームもありますが、中にはそれにプラスアルファ的な要素を組み込んだものもあります。(「さんまの名探偵」的にクリックしながら情報を集めたり)
ですがほとんどの場合選択肢を選んで読み進めていくというゲームがほとんどですね。
他にはアクションやシュミレーションが組み込まれているものもあります。
一般のゲームと何が違うんすか?と言われると、そこにエロと危険描写があるかないかでしょう。
事実、エロゲーのストーリーが秀逸な名作がエロシーンなどをカットされて一般ハードなどに移植されていたりします。
そういったゲームではストーリー中でのセックスシーン等があまり重要でない場合が多いです。
カットされても本質は変わらないでしょう。
しかし、中にはストーリーを語る上でそういった描写が必要な場合も当然あるかと思います。
映画などでもラブシーンは当然のようにあります。
そのシーンがストーリーをより深く語る上で重要な場合もあるでしょう。
文学において稚拙なエロシーンは要らないとは思いますが、セックス描写が必要な場合もあると言うのはお分かりいただけたでしょうか?
いや、言いたい事はわかりますよ?
映画と一緒にスンナということですよね?
もちろんエロゲーを一般的なゲームと分かちている最大の理由は、グラフィックがアニメ絵であるということ。
あの人外離れした絵に感情移入出来るか出来ないかは大きな壁であると言えるでしょう。
だがしかしよく考えてみて欲しい。
映像化された作品を観賞する時、人間はその映像を全て記号化されたものとして読み取っているのに過ぎないのですよ?
実写だろうがCGだろうがアニメだろうが、人間はその平面において点と線がどのように構成されているかを瞬時に読み取り、これまで学習してきた記憶と照らし合わせた上でその物体が何であるかを認識するわけです。
2次元に映し出された事象は全て視覚情報に過ぎないのです。
触って確認することが出来ないのですから。
つまり、その2次元体を「人間」であると認識できるのなら、それが実写であろうとCGであろうとアニメだろうと、その事象は「人間」に他ならないのです。
それが人間である限り感情移入できるのは当たり前の話なのですよ。
実写だろうがエロゲだろうがクソなモノはクソ、名作は名作。
ただし現実、3次元の物理法則の再現度でいえば実写の方が上なのは確実ですが…。
だからこそここで重要なのは感受性です。
アニメに感情移入できるかどうかはあなたの感受性がどれだけ奥深いかにかかっているのです。
というわけで一応確認しておきますが、ストーリーもろくに知らないのに、ジブリはOK、エヴァンゲリオンはギリOK、エロゲがNG、とするのがナンセンスなのはもうお分かりいただけてますよね?
アニメに感情移入できないほどの感受性ならば仕方が無いですが、もし感情移入できるのであればエロゲーの名作を体験していないのは損かもですよ、ということです。
さて、ごり押しの理論が皆さんの脳に浸透してきたところで話を元に戻します。
サウンドノベル形式のゲームの場合、何度も言いますように俺はストーリーを一番重要視しています。
テキストですね。
さすがの俺も萌え要素だけでは満足できないので、このストーリーが如何に俺の琴線に触れるかどうかが重要なのです。
しかも全てのルートを攻略(読み進め)し、全てのエンディングに到達しないと真のエンディングを観ることが出来なかったりで、これが俺の睡眠時間を著しく削るわけです。
そして忘れてはならないのは音楽。
「かまいたちの夜」も音楽が素晴らしかったですよね。
絵柄も重要だとは思います。
だってキャラの絵が全て「かまいたちの夜」調の影絵では萌えるものも萌えません。
しかし俺は絵柄だけでエロゲをすることは無いですね。
そしてエロシーンも俺にとってはあまり重要ではありません。
抜くのが目的で買うことはほとんど無いですから。
もちろん抜こうと思えば抜けるのでしょうが、そこは俺にとってあまり重要ではないし、ストーリーの一部としてしか見れないというのが一番でかいですね。
例えばですが、「ノルウェイの森」の濡れ場のシーンで抜こうと思いますか?
「もちろん抜いたよ」という人がいたらごめんなさい。
なんしか俺のプレイスタイルはそんな感じです。
というわけでここでは絵柄はとりあえず置いといて、ストーリーが素晴らしいと俺が思う数々の名作をご紹介していきたいと思います。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

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良くも悪くも俺をこの世界に引き入れた作品です。
オリジナルは1996年に発売されたPC98版。
俺がプレイしたのは翌年に発売されたセガサターン版(推奨年齢18歳以上)の方です。
何と言ってもこのゲームの魅力はA.D.M.S(アダムス)システム。(詳しくはWikipediaを見てね)
このシステムは当時も今も、あらゆるゲーム界の中で異彩を放つ最高傑作だと思います。
そしてそのシステムを支える壮大な世界観とSF理論。
はっきりいってこのゲームを未プレイのゆとり世代のオタクとは話をしたくありません。
しかしながら今現在Windows版を手に入れるのは結構困難。
あの時代に生まれていなかった子は不幸ですね。
相当に古いゲームなので、今やるとなるとテキスト周りのシステム面でテンポが悪いかもしんない。

■名ゼリフ
「それを仮に名付けるとしたら、何と呼ぶと思う?」
「そうだな…この世の始まり、あるいは――『この世の果て』と呼ばれるかもな」

EVE burst error

B0000U1E2I
これもプレイしたのはサターン版。
古いゲームです。
二人の主人公視点を切り替えてプレイするマルチサイトシステムが目新しかったです。
これも超名作。
クリア時は涙で前が見えませんでした。
一週間は鬱状態から抜け出せませんでしたよ。
続編がいくつか出ていますが、手を出しちゃいけません。
これだけやりましょう。
現在、プレステ2版が出ているようなのでそちらでも可。
続編は、絶対にやるな。
いいね?

■名ゼリフ
「ねぇ、笑ってよ。そしたら…私、幸せになれる」

黒の断章 -THE LITERARY FRAGMENT-

B00018AS0I

都内某所。入居者数がそろわないままの不景気なマンション。互いの顔さえ知らぬ入居者達。
突如起こった一家惨殺事件。
好奇心から事件に巻き込まれる探偵、涼崎(すずさき)と草薙(クサナギ)。
そこには何の関連も――あるはずが無かった。

渋い。
渋すぎる。
クトゥルー神話をモチーフとした探偵モノです。
クトゥルーに関する知識が無くても楽しめると思います。
ハードボイルドでオカルティックな話が大好きな人は迷わずGO!
■名ゼリフ
「雨の日は、みんな地面を見るのね・・・」

■ Esの方程式 -Wo Es war,soll Ich werden.-

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前作『黒の断章』での事件から一ヶ月。 事件は草薙のかつての同僚、山崎聡美・沢村人志両名の『二ヵ所同時刻自殺』という奇妙な現象でその鈍色(にびいろ)の幕を開いた。
――カンカンカンカンカンカン―― 事件を追うにつれて色濃く浮かび上がる過去の影。 そして響く踏切の音。
かつて候補生として警視庁の企画した心理分析官制度導入へ参加していた元精神科医の探偵、草薙の過去に関わる3年前の事件。
全てはそこへ辿りつく。 さらに――神と奉り上げられた自閉症の少年、鵺野の存在へと。
小さな漁村の奇妙な信仰『雲頭様(ワンズサマ)』とは?
その村を襲った11年前の村民9名の虐殺事件とは? そして――草薙の過去とは?

上記の「黒の断章」の続編。
とはいっても今回はクトゥルー色が弱くなっていて、代わりに心理学的表現が色濃くなっています。
量子論も絡めてきて、そっち方面好きには割とたまらない内容になっております。
ちなみにこのシリーズの3作品目のタイトル「人口失楽園 -Paradise Lost-」(タイトル最高!)なるものが制作されていたようですが、色々あって現在制作休止状態。
多分オジャンかなあ…残念です。
■名ゼリフ
「セックスはぜんぶじゃないよ?
誰とでも、何回でもできるもん。でも…」
「でも?」
「…殺されるのは、一回。
それが、好きな人にならなおさら…最高、でしょ?」

Ever17 -the out of infinity-

B001N2LZ0I

時は2017年5月1日。海中に建設された海洋テーマパークLeMU(レミュウ)で事故が発生。外壁の一部が崩壊し、海水が流入。7人の男女が閉じこめられた。
隔壁の閉鎖により一時的には助かったものの、LeMUのメインコンピュータがはじき出した完全圧潰までの時間は119時間。
脱出のための試行錯誤が繰り返されるなか、LeMUの圧潰は次第に進んでゆく。このような逼迫した状況で、さらには未知のウイルスの脅威が彼らに迫る。そして、次第に姿を見せ始める事件の謎。
はたして彼らは、この状況から生き延び、脱出することができるのか。

この作品はエロゲーではありません。
プレステ2とドリームキャストで発売された一般作品です。
一見普通のサスペンス調の恋愛アドベンチャーですが。
はっきり言いましょう。
この作品は神ゲームです。
ゲームであるからこそ成し遂げられた、ある一つの最高到達点です。
全てのシナリオを攻略すると真のシナリオルートにいけるのですが、そのルートこそがこのゲームの真髄。
それまでのシナリオは全て前振りであるといっても過言ではないでしょう。
カイザーソゼが裸足で逃げ出す程の驚愕をあなたに与えることは間違いないです。
俺は打ち震えました。
俺はゲームをしていて鳥肌が立ったのはこれが初めてです。
悲しさとかうれしさとかそんな感傷ではなく、この演出、プロットそのものに感涙しました。
とりあえず、やれ。
最後まで絶対に。
間違いないです。

■名ゼリフ
「命は欲望の塊
生命は、他の生命の犠牲によって成り立つ
牛を殺し、豚を殺し、鳥を殺し、魚を殺し、植物を殺し
そうしなければ人は生き続けることができない
食欲とはすなわち、殺戮本能の源
睡眠欲は怠惰のあかし
卑猥で淫ら、醜悪なる交わりこそが、性欲の発露
あらゆる生命活動に伴う欲望はけがらわしい
欲望なくして生命を維持することはできない
清廉潔白な命なんて存在しないのよ
つまり……命は、それが存在した時点で、既に汚濁にまみれているの」

AIR

B0007Z62QO

さすらいの人形遣いの青年が、海辺の田舎町で偶然出会った少女達と紡ぐひと夏の物語である。
現代が舞台のDREAM編、千年前の夏を描いたSUMMER編、再び現代に戻り千年目の夏を描いたAIR編の三部構成である。

これは超有名。
この作品を知らないオタクははっきり言ってモグリである。
keyというメーカーが手がけたこの作品は、前作のkanonに続いていわゆる「泣きゲー」の代名詞となっています。
この作品で描かれるのは一貫して「家族愛」です。
これで泣けないやつは人間じゃないです。
くさいですが。
だからこそ泣けるのでしょう。
オープニングテーマを飾る「鳥の詩」はエロゲー界屈指の名曲と名高く、「もうこれが国家でいいや」という意見がオタクの間での定説であります。
ともに紹介したいのがTVアニメ版airです。
制作は京都アニメーション
TVアニメとは思えないほどのクオリティの高さはさすが京都アニメーションといったところでしょうか。
原作にも忠実で、ゲームを気にいった人はこちらも必見です。

■名ゼリフ
「もう…ゴールしてもいいよね…」

家族計画

B0007QC2US

司が拾った中華系の女の子、春花。
彼女と二人で生活を始めた矢先に押しかけてきた謎の男、寛。
いつの間にやらアパートを追い出され、更に流浪の少女末莉と、自殺未遂の女性、真澄を従えた一行。
そして、一軒の暖かそうな古い一戸建てを見つける。
その家の所有権を主張する青葉と、司のかつての同級生、準を加えて、寛の提案する「家族計画」がいよいよ始動する!

これも傑作です。
評価もかなり高い。
決して計画的に避妊をしたりしなかったりするゲームではございません。
これもテーマは家族愛ですね。
笑いあり、泣きありでとてもテンポのいい内容だと思います。
ぜひプレイしましょう。

■名ゼリフ
「いたるところに欺瞞と猫かぶりと人殺しと毒殺と偽りの誓いと裏切りがある。ただひとつの純粋な場所は、汚れなく人間性に宿るわれらの愛だけだ」( * 元ネタは「シラー」の格言)

CROSS†CHANNEL

B000A8SYNC

国家が実施する試験で「適応係数」が高いと判定された生徒を集めて「隔離」する群青学院。主人公の黒須太一は放送部に所属し、そこで得た仲間たちとの楽しい時を送っていた。
しかし、ともに時間を過ごす中、それぞれ心に歪みを抱えたメンバーたちの間には亀裂が生まれ、あるときを境にそれは決定的な破綻となり、「放送部」は断絶してしまう。
太一が起死回生を賭けて望んだ合宿も失敗に終わり、心中がバラバラの状態で街に帰還する放送部メンバー。しかし、そんな彼らを迎えたのは、生物の存在が消え、常軌を逸して静かになった街だった。
「世界で八人だけの人類」になるという異常な状況下で、それぞれの歪みを顕にし始める部活メンバー。バラバラの心中はそのまま彼らを迷走させ、もはや部活などできる状態ではなく、唯一部長の宮澄見里だけが夏休みの課題であるラジオ放送用のアンテナを組み立てる活動を行っている状態であった。
そんなある日、ひょんなことから町はずれの祠にあった「ノート」を発見した太一は、人類の存在しないこの世界が1週間単位でループしていることを知る。
閉じた世界とループする一週間の中、太一は仲間たちとふれあい、衝突し、そして和解していく。
その果てで彼は、自分自身と向き合い、ひとつの決断を下す。

ループ、並行世界を描いた俺の好むタイプのストーリーです。
先に言っておきますが、この作品はへタレドラマや小説にありがちな「バラバラだった部員達の心が、共に試練を乗り越えていく過程で結束を固めていく」なんてハートフルなストーリーではありません。
人間はそんな簡単な生き物ではないし、世界はもっと残酷なんですよ?
あなたが聖人君子などではないように、俺も、彼も、彼女も打算しながら生きています。
あなたとわたしは限りなく近づく事はできても永遠に交わることは無いのです。
それを語っているからこその名作たりき所以です。
誰にでも作れそうな2番3番煎じのへタレ作品で無いことは俺が保証します。
良い作品ですよ。
すべてクリアした後にはここへ行ってみて下さい。
本編没シナリオのうちの一つです。
真相に近づけるかと思います。

■名ゼリフ
「なあ、ひとつ質問なんだけど・・・どうして今すぐにでも死なないんだ?」
■名ゼリフもう一個
「おまえはけっこう健全だから……わからないだろうけど
意志とは関係ないんだ……
……俺たちは、自動的なんだよ
そういう状況が来たら、こう反応するしかない
決まっているんだよ
どんな愛があっても、絆があっても、関係ない
脳の真ん中あたりがそうさせるんだ
理性じゃ制御できない
――だから、大好きなのに、壊してしまうことがあるんだ」

沙耶の唄

B0000V68BY

『沙耶の唄』物語り
爛れてゆく。何もかもが歪み、爛れてゆく
交通事故で生死の境をさまよった匂坂郁紀は、
いつしか独り孤独に、悪夢に囚われたまま生きるようになっていた。
彼に親しい者たちが異変に気付き、
救いの手を差し伸べようにも、
そんな 友人たちの声は決して郁紀に届かない。
そんな郁紀の前に、
一人の謎の少女が現れたとき、彼の狂気は次第に世界を
侵蝕しはじめる。

ここらで息抜きに18禁の醍醐味である’グロイ’ゲームというものをご紹介しましょう。
といってもどうしようも救いが無いほど極悪なゲームではありません。
とらえようによっては純愛文学です。
俺もそのようにとらえています。
ちなみにこのゲーム、タイトル画面のスタートボタンを押した瞬間に度肝を抜かれるので覚悟しておいてくださいね。
ストーリー自体はとても短く、選択肢は2つ。
エンディングは3つしかありません。
3時間もあればコンプリートできるでしょう。
短いですがとてもいい作品だと思います。
ストーリーもさながら、肉の描写が素晴らしい。
全体的に非常に肉肉しい仕上がりとなっております。
3Dから描き起こされた美しい肉片の数々をご堪能ください。
エロ描写もストーリー上必要な例ですね。
こういった独特のエログロな雰囲気はエロゲでしか味わえないと思うので、グロ描写に抵抗がなければぜひプレイしてみてください。
あ、何回も言いますけど、これは純愛モノですよ?
どうしようもなく救いが無い極悪なゲームはまた今度の機会にご紹介しますのでお楽しみに!

■名ゼリフ
「人でないモノを愛した男は、
最後には自分が人間であることを辞めて、恋を成就させるんだ。
ハッピーエンドだよ。だろう?」

君が望む永遠

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白陵大付属柊学園3年生の鳴海孝之は、受験生でありながら特に進路も決まらずにいた。
親友の「平慎二」と「速瀬水月」はそれぞれの目標に向かって頑張っていた。そんな2人を見て徐々に焦りを感じる孝之だったが、ただ周囲に流されながらダラダラと日々を過ごしていた。
ある日、慎二に付き合って本屋に寄った孝之だったが、そこで同級生の内気な女の子と出会う。
その数日後、夏祭りに呼ばれた孝之と慎二。2人の前に現れたのは、慎二と孝之が本屋で出会った女の子、水月の親友である「涼宮遙」であった。それ以降、水月は必死に遙を3人の輪の中に加えようとするが、孝之は自分を避けようとする遙の仕草に苛立ちを募らせていく。
そんなある日、水月に呼び出され学園裏の丘に向かった孝之だが、待っていたのは水月ではなく遙だった。そこで孝之は突然、遙に好きだと告白される。ただ彼女を傷つけることを恐れた孝之は、その告白を受けてしまう。
そして運命の歯車が回りはじめる―――。

鬱ゲー代表格。
恋愛ドロドロヘドロ劇場です。
はっきり言ってへこみます。
ベコベコに。
主人公がウジウジですごい腹立ちます。
ヌルイ恋愛シュミレーションへのアンチテーゼ。
■名ゼリフ
「時間が一番残酷で…・優しい」

マブラヴ

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大きく分けて、2つのストーリーから成り立っている。「EXTRA」編は柊学園3年生の白銀武と、幼馴染の「鑑純夏」、突然転がり込んできた「御剣冥夜」、個性的なクラスメイトなどとの学園ドタバタコメディー。「UNLIMITED」編ではある日、目が覚めると価値観の大きく異なる世界に放り出された白銀武が、その世界での生活を描くもう一つの物語。
当初両方をプレイすることは出来ず、「EXTRA」編で特定条件を満たすと、「UNLIMITED」編をプレイすることが出来る。
Wikipediaより

これも超有名なタイトル。
同じメーカーの作品である「君が望む永遠」と舞台が一緒で、そのネタも随所に盛り込まれているので先に「君が望む永遠」をプレイしたほうがより楽しめるかもしれません。
「EXTRA」編で描かれる超王道ラブコメ路線とは打って変わって「UNLIMITED」編はシリアス一辺倒。
そしてこの「UNLIMITED」編の存在こそがこの作品をビッグタイトルにしている所以でしょう。
しかしながら「UNLIMITED」編はこの作品中では完結しないんです。
その続きは次回作であるマブラヴ オルタネイティヴに引き継がれることになります。
おそらく開発が間に合わなかったためと思われます。
まあある意味この「引き」も商業的な成功につながったかなと思います。
でもできることなら一つの作品の中で完結して欲しかったですが。
萌えと燃えの両方を楽しめる今作品ですが、俺のオススメはもちろん「UNLIMITED」編。
熱い!熱いぜ!!
この世界で人類は地球外起源種「BETA」と呼ばれるものと戦争の真っ最中です。
まあ要するに宇宙人とドンパチやってるわけですが、敵の数は圧倒的で正体もほぼわかっていません。
人類はどうしようもないほど劣勢。
人口は減りに減らされ、敵と戦うべき軍隊の人員はほとんど女性と子供。
なぜなら男性は兵隊としてこれまでの戦争でほとんど死んでしまったからです。
なりふり構っていられないほど人類は追い詰められているのです。
希望の全く無いこの世界で主人公はどうあがくのか?
そして舞台はマブラヴ オルタネイティヴへ。

マブラヴ オルタネイティヴ

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2001年10月22日、主人公・白銀武は目が覚めると『並列世界』に放り出されていた。そこは数十年に渡る地球外起源種「BETA」との戦いで朽ち果てた柊町であった。何もかもが違う世界で成行きで国連軍に入隊した武は、その運命に翻弄されながら対BETAの切り札ともいえる人類救済計画「オルタネイティヴ4」に関る国連軍衛士として仲間と共に戦い続けた。そして3年後…(ここまで前作「マブラヴ」UNLIMITED編)
目覚めるとそこは自宅だった。『元の世界』に戻れたと浮かれていた武だったが、家の外には3年前に見た光景が広がっていた。カレンダーは2001年10月22日。武はタイムスリップしただけだったことに落胆していたが、未来を知っている唯一の人間として「オルタネイティヴ4」を遂行させるべく、国連軍横浜基地の門戸を叩く事を決意した。再び207部隊に編入した武は、3年間の軍事経験と未来の記憶、人並みならぬ覚悟だけでたった一人、戦いに望む。
残された時間はあと2ヶ月。果たして武は未来を変える事ができるのか。そして人類はBETAに勝利することができるのか―――。

ここ最近で最高の出来です。
「マブラヴ」UNLIMITED編の続きというだけあって、攻略ルートは一つのみ。
エンディングも一つです。
選択肢もほとんどありません。
なんしかもうやれとしか言うことがありません。
練りに練りこまれたストーリー、細かい演出は逸品。
熱い。
まあなんしか熱い。
クライマックスあたり、ちょっとある意味やりすぎではとも思いましたが…。
俺は寝る時間も忘れて一気にやりました。
ていうかこれまでに3回はプレイしました。
それくらい面白いです。


名ゼリフ
「人類を無礼るな!!」
名ゼリフもう一個
「まりも、見て御覧なさい。あんたの子供たちが、行くわ」
名演説
「先のBETA襲撃により、我が横浜基地は致命的とも言える大損害を被ってしまった
奮戦虚しく、多くの命と貴重な装備が失われ、正に精も根も尽き果てんばかりであった
だが・・・・・・見渡してみるがいい
この死せる大地に在っても尚、逞しく花咲かせし正門の桜のごとく、
甦りつつある我等が寄る辺を
傍らに立つ戦友を見るがいい。
この危局に際して尚、その眼に激しく燃え立つ気焔を
我等を突き動かすものは何か。
満身創痍の我等が何故再び立つのか――
それは、全身全霊を捧げ絶望に立ち向かう事こそが、生ある者に課せられた責務であり、
人類の勝利に殉じた輩への礼儀であると心得ているからに他ならない
大地に眠る者達の声を聞け
海に果てた者達の声を聞け
空に散った者達の声を聞け
彼らの悲願に報いる刻が来た
そして今、若者達が旅立つ
鬼籍に入った輩と、我等の悲願を一身に背負い、孤立無援の敵地に赴こうとしているのだ
歴史が彼等に脚光を浴びせる事が無くとも
我等は刻みつけよう
名を明かす事すら許されぬ彼等の高潔を、我等の魂に刻み付けるのだ
旅立つ若者たちよ
諸君に戦う術しか教えられなかった我等を許すな
諸君を戦場に送り出す我等の無能を許すな
願わくば、諸君の挺身が、若者を戦場に送る事無き世の礎とならん事を」
パウル・ラダビノッド司令の演説より
↓ネタバレ注意!未プレイの人は絶対見ないように!!マジで!!!

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疲れてきたので「つづく。」