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BALDR SKY Dive2 ”RECORDARE” レビュー

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BALDRSKY Dive2 “RECORDARE” 初回版 [アダルト]


いやーとうとうクリアしましたよヽ(´ー`)ノ

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青年よモエとナキを抱け 3

旧ブログより移植・リメイク)
では今日の一本目ですが、この作品は18禁ではありません。
なおかつ同人ゲームです。

ひぐらしのなく頃に

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昭和58年初夏。
例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、
昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。
××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。
人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。
雛見沢村連続怪死事件(1979年~1983年)
毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。
いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。
昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。
惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。
君にしか、立ち向かえない。

この作品はコミケで販売された同人ゲームです。
コミケごとに販売されたシリーズものですが、それぞれの作品ごとに話自体は完結します。
全部で8本のストーリーがあります。
その内前半の4つが出題編で、これが「ひぐらしのなく頃に」。
残りの4つが解答編で「ひぐらしのなく頃に解」となっています。
今現在販売されているゲームのパッケージとしては「ひぐらしのなく頃に」、「ひぐらしのなく頃に解」の二つにまとまっています。
解等編を最後までやると全ての謎が解けるわけです。
最後にファンディスクとして「ひぐらしのなく頃に礼」が発売され、めでたく物語の完結となりました。
全編通して、このゲームに選択肢はありません。
ゲームというよりはもうほとんどノベルですね。
出題編である「ひぐらしのなく頃に」の「鬼隠し編」、「綿流し編」、「祟殺し編」では並行時間軸での別々のエピソードが描かれ、「暇潰し編」は前日譚です。
そして出題編では謎の解明は全くされないままそれぞれが完結します。
プレイヤーはそれぞれのエピソードを読み比べしながら与えられた伏線などを回収し、事件の真相を推理することとなるのです。
物語は平穏な日常のシーンから始まるのですが、一見平穏に見えるシーンでもキャラの何気ないセリフの中に重要なキーワードがあったりするので油断してはいけません。
そして事件は唐突に。
描写は決してぬるくないのである程度覚悟しておいてください。
解答編である「ひぐらしのなく頃に解」は「目明し編」、「罪滅し編」、「皆殺し編」、「祭囃し編」の4つになります。
「罪滅し編」は「鬼隠し編」、「目明し編」は「綿流し編」、「皆殺し編」は「祟殺し編」、「祭囃し編」は「全ての編」への解答となっています。
俺のオススメは「目明し編」。
こう来たか!て感じです。
こういう伏線の張り方好きだなあ。
ただ、「祭囃し編」は反則。
そんな真相、推理できるか!(笑)
たまに出現するくさい演出、ご都合主義的な表現が鼻につくこともありましたが、全体を通して読み物としてとても面白いと思います。
「祟り」、「市民闘争」、「猜疑」、「狂気」、「錯乱」、「虐待」、「村八分」、「伝奇」、「陰謀」、「寄生虫」、「薬物」、「友情」、全て重要なキーワードです。
「ひぐらしのなく頃に」体験版では「鬼隠し編」が丸々プレイできますよ!
何はともあれレッツプレイ!!
最近アニメ化されて話題を呼んでいますが、アニメの方は「狂気」ばかりを強調しすぎている気もします。
でもまあ、こういう側面もこの作品の魅力のひとつですけど。
俺的には「お、いいぞ!やれやれもっとやれ!!」って感じですが何か?
そういや最近ひぐらしの鳴き声聞いてないな~。


■名ゼリフその1
「昔々。
神様が人間の前に姿を現していた頃のお話。
天よりパンが降ってきた。
ある者はなぜ肉でないかと大いに嘆いた。
天より肉が降ってきた。
ある者はパンが良かったと大いに嘆いた。
天より神様が降りてきた。
全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は水を降らせます。
天より雨が降ってきた。
みんなは服が濡れると大いに嘆いた。
天より炎が降ってきた。
みんなは家が焼けると大いに嘆いた。
天より神様が降りてきた。
全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は何も降らせないことにします。
天より何も降ってこない。
ある者は神に見捨てられたと大いに嘆いた。
天より色々降ってきた。
ある者は降らせる物を選べと大いに嘆いた。
天より巨岩の雨が降ってきた。
これでようやく嘆きの声はなくなった。
天より雨が降ってきた。
通りすがりの旅人は感謝する。
神よ、予期せぬ天気に感謝します。
お陰で我が旅路は退屈せずに済むのです。
神は応えずに見送った。
それでいい。神とサイコロは無口でいい。」
■名ゼリフその2
「卑怯という言葉は敗者の言い訳でしかない。
自分以外の大勢の期待を背負った時、人生の中では絶対に負けることができないシーンは必ずある。
いくつもある。
その時、尽くすベストに上限はない。
ただひたすらに勝つための努力を惜しんではならないのである。
自らの努力に勝手に上限を設け、それ以上の努力をした相手を卑怯と罵る卑怯には決して堕ちてはならない。 」
■名ゼリフその3
「そりゃよかったな。給料いくらだ? 」
■迷ゼリフその1
「このボケナスどもがああああぁああぁあ!!!!
お前らはわかっていない!! わかっていない!!!!
全裸には萌えがない!!! 服は脱がしても靴下は脱がすな!! たとえお天道様が西から昇ることがあろうとも!! 絶対絶対これは萌え業界の鉄則だあああぁあああ!!!
いいかよく聞けモンキーども。ホモサピエンスと動物の違いは何か。そう、衣服の着用だ。つまりヒトは衣服があって初めてヒトなのだ!!!
それを全部脱がすことでしか欲情できない貴様らはヒト以下!! 動物と同じだあああぁ!!貴様全員を矯正するッ!! 歯を食いしばれええぇええぇえ!!!
先ほどAVの脱衣シーンを引き合いに出したな。例えばここに『コスプレHビデオ』があったとする。コスプレと一言に言ってもその裾野は広すぎる。それについて貴様らに講義することは、B-29から落下傘で降りてきたヤンキーどもに大和魂を一から説明するより困難この上極まりない!!
だからここでは最も普及していると思われる制服系で説明することとする!!
制服系の御三家と言えば何か!!!答えてみろ!!そうだな、制服、体操服、スクール水着だろう。なおセーラーかブレザーかの好みの違いは制服にカテゴライズするものとする。勿論、ブルマーかスパッツかの違いも同様!! スク水も紺か白かの違いはあれどカテゴリーは同じ扱いだ!!!どうだ、これだけでも甘美な響きがするであろう?!!
ではお前ら3人がこれらの内の一つずつが好みであったと仮定しよう!!おいノッポ!!お前は制服だ!デブ!お前は体操服、そしてチビはスク水だ!!!頭に思い描け、時間は3秒!!!描けたか?妄想くらい自在に出来ろ、気合が足りんやり直せッ!!!ではお前らの望む衣装が登場するHビデオがここにあるぞ、あると思え、あると信じろ気合を入れろ!!返事は押忍かサーイエッサーだ!!!馬鹿者それでも軍人かッ!!!! よおし描けたようだな次に進むぞ。
それらの萌え衣装が、貴様らの馬鹿げた欲情に従い一糸纏わぬ姿にひん剥かれたと思うがいい、だがおいお前らよく考えろ!!!全部脱いだらもうそりゃコスプレHじゃないぞッ?!?!最近そういう詐欺紛いなAVが増えているが実に嘆かわしい!!服を全部剥いだらもうそれは文明人ではない、動物だ!!全裸にしか欲情できない貴様らは犬、猿、雉だ!!キビダンゴでももらって鬼ヶ島へでも失せろ!!!ゲットバックヒアー!!
ちなみに最近の東西雪解けに従いロシア系AVが大量に上陸しているな。そんなことも知らんのか愚か者!!制服系とロシア系を組み合わせたロシア美少女女子高生などという、ゲッター2が抜けて三神合体できないような水と油な組み合わせが出ているようだが、本官は断じて認めたりはしないぞッ!!!制服は日本の文化だ芸術だ!!!毛唐に日本の和の心など分かりはしない!!!貴様ら聞いているのか、軟弱スルメどもがああぁ!!!歯を食いしばれ、今日は徹底的にしごく!!!貴様らが自分の妄想でご飯三杯行けるまで今日は寝られないと思ええ!!!はいいぃいい指導指導指導ぉおおッ!!!! 」
■迷ゼリフその2
「いいや駄目だ!!今日は勘弁ならんッ!!亀田てめぇ、ケーキとリアル少女を天秤に掛けやがったなぁあぁ!!
少女を大切にできるからケーキを愛でる資格があるのだ!!
そもそも貴様は沙都子のよさがわかってない、まぁるでわかってない!!
沙都子の魅力は一見ツンツン、フラグが立つとデレデレのツンデレにある!!
最大の魅力はツンとデレの格差にあるのは貴様も知っているはずだ。
普段はツンツンしてて色気のカケラもないのに、スイッチが入ると途端にデレデレ!!
オンオフの段差こそが魅力なんだよ!!前半と後半でシナリオがガラっと代わる『ひぐらし』そのものじゃないか、つまり沙都子こそはミスひぐらし!!
そこに今や定番のスパイス妹味が加わりしかも属性は総受け、ほどよい反抗心は実に心地よく恋愛依存症っぽいヒロインが氾濫するこの世界に颯爽と降臨したニュージェネレーション!!どのくらいすごい降臨かってーとあれだ、金色の野に姫姉さまが降臨するくらいすげーぞ!神じゃねぇからな、うpうpとかパス希望とか言ってんじゃねえぞ。
その魅力をわからずに貴様なんだ、二次元戦士の誇りはないのかッ!!
ポリゴンの発達で今は擬似三次元だと?!、ヒロインがわずか8色で256個のドットで表現されていた時代の先人たちは、そこに愛と萌えを見出してより高い次元へ想いを昇華させてきたのだ!!
全て二次元への逃避ではない、現実の女性を愛するがゆえの愛の昇華!!
像もモナリザも全て先人たちの萌えの結晶だぞ!!最小ドット数のヒロインはド○アーガのカイだと思う。
今の若者が見たら多分、性別の識別もつかねぇぞ!
余談だがドラバスのお姫様はすごいよな、クラウンとセプターでミニスカ、水着にバニーガールにまでなってくれるんだぞ!!
アーケード史で最古のコスプレヒロインだと思うのは俺だけかッ?!あんなゲームが50円でゲーセンにあったなんて凄過ぎるぜ。
でもな、俺たちは萌えたんだよ、あの16×16のドットの向こうに美少女の姿を見たんだ!!
…そう、俺たち二次元戦士はドットやポリゴンの壁の向こうの真実を探り、真の姿を見ることを探る求道者だったのだ!!
それなのに貴様はドットやポリゴン、ハードの壁を一切経ない生少女をなぜ選べないというのか!!
目的を忘れ手段に堕した明白な証拠!!!二次元戦士は三次元を否定する存在ではない、 三次元をこよなく愛し、二次元の記号からそれを高度に再現できる新世代三次元戦士なのだッ!!
三次元より上の存在なのに二次元というのがよくない。二が三に劣るみたいだからな!!
ほらあれだ、XB●Xが2だとプレ○テ3に負ける気がするからXB●X360という名称になったのとまったく同じだ!!
とりあえず俺が言いたいのはただひとつ!!バイオとメタギアの新作が出るハードはどれだああああッ!
いやもちろんデドアラの新作も出るんだよね?
余談だけど、女キャラの胸のポリゴン数だけでザックが1人作れちゃうって噂はホント?
そんなことはどうでもいい、リアル少女のために一肌脱がんかい亀田ああああッ!!!」
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最果てのイマ

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 ―――彼らはいつも7人だった。
 わずかな時さえ惜しみ、町外れの廃工場に集った。
 忘れ去られ、錆と砂埃を胎に積もらせた直方体。
 殺風景でありながらどこか情趣さえ漂うのは、かつて満ちていた
人の息吹が乾燥し、空間に薄く哀愁を添えているせいだ。
 過去の栄華に思いを馳せるように……見る者の胸を、打つこともある。
 若者たちは、しかし異なった所感を抱く。
 忘却された世界を、所有者なき領土と受け止める。
 老いたものを、若者が受け継ぐ。
 世界が連綿と繰り返してきた摂理をなぞり、彼らはたまり場を得た。
 家庭でも世間でもない安息の場所。
 樋口章二が《聖域》と呼んだ場所。
 孤独を重んじる章二が斯かる発言をしたことは、6人の印象に強く残ったものだ。
 あまりにも強いイメージは誤認さえ呼び起こして、迷路にいざなうこともある。
 聖域の是非については語るを得ない。
 約束の地について巨視的に論じるには、あまりにも未熟にすぎる。
 ただ確かなことは、彼ら7人にとってそれが途方もなく重かったということ。
 心の大部分を占めていたという事実。
 その一点に尽きた。
 ……世界は偽りと裏切りで満ちている。
 人と人は傷つけ合う。どんなに親密でも衝突は避けられない。
 聖人の高潔さでも身につけない限り、行き過ぎた相互理解は致命的な
傷の応酬となるばかりで、互いを破壊してしまう。
しかし。
 たとえ接触が傷つけあいだとしても、それは相手が実在することの証拠となる。
 だからこそ生身の絆はかけがえのないものとなるのだということを……
 千々に撒かれたパズルのピース。
 どうか、優しく配列されますように―――

「CROSS†CHANNEL」等のシナリオも手がけるシナリオライター、田中ロミオがシナリオを担当しています。
独自の世界観、ギャグ描写は秀逸ですね。
哲学的SF作品の中でもかなりの良作です。
田中ロミオの作品の中でも、解釈に関して今作はかなり難しい部類に入ると思います。
詳しくはネタバレになるので書けませんが、時系列がバラバラに語られる上に、哲学的表現、各専門用語が満載であるため読む人をかなり選びます。
さすがの俺も読んでいて頭が痛くなった程です。(良い意味でね)
そこらのSF作家が裸足で逃げ出すほどの難易度です。
制作期限の関係かと思われますが、最後の最後でなげっぱなし的に急に完結してしまうのが少し残念ですが。
回収されない伏線も多いので、それがさらに解釈を難しくしている要因ですね。
一回のプレイで全てを理解するのは無理かと思います。
再プレイ推奨作品です。
あのシーンはこういう事だったのか!とか、あのセリフはこういう意味だったのか!という楽しみ方が出来る作品ですね。
叙述トリックの使い方がとても上手い。
それにしてもこのシナリオライター、知識量がハンパじゃないですね~。
随所にちりばめられた小ネタ、ネタ元が分かる人にはたまらないんじゃないかと。
思わずニヤリとさせられる描写がいくつもありました。
かなりの詰め込みっぷりで情報量がハンパ無い作品です。
難しい話が3度の飯より好きだ!とかいう人や、「ついてこられるやつだけついてこい」的な表現にどうしても濡れてしまうMっ気たっぷりな人は挑戦してみてください。
つーかムーレンジャーネタおもろすぎwww

■名ゼリフその1
「悪い思い出にひたっていると、心に穴があくわよ」
■名ゼリフその2
「(人は)99%の孤独と1%の共感で、生きていくものなんだ」

好き好き大好き!

『やっと、ボクの夢がかなったんだ。
ボクの好きなゴムの衣装に身を包んだ、ボクの大好きな女の子。
誰にも渡さない。誰にも触れさせない。絶対、誰にも触らせるものか。』
『蒲乃菜は、ボクだけの蒲乃菜なんだ・・・。』
  
一人の少女を愛しすぎたが故に、彼女を自宅の地下室に
監禁してしまった男は、ラバーマスクで目隠しをされ、
視力まで失ってしまった怯える少女に宣言した。
─── 何もしない。ただ、傍にいて欲しい・・・と。
ひたすら彼女に優しく接し、その愛を得ようとするする男と、
怯え、絶望し、狂気へと駆り立てられていく無力な少女。
たった一人の少女にのみ向けられた男の盲愛に、彼を取り巻く
少女達は気づかない。
男を慕い、一途に愛情を寄せてくる大学の後輩。
十数年振りに再会した幼なじみ。
従姉妹を愛するあまり、主人公に辛くあたり、憎悪してしまうスポーツ少女
心理学を研究する美女は、常に謎めいた微笑を浮かべ、男の疑心暗鬼を誘う。
一人の少女を監禁し、それ故に誰も信じられなくなってしまった男と
彼を取り巻く少女達との物語・・・

かなり古い作品。
以前紹介した「終の空」と並んでエロゲ界で恐れられる、いわゆる「電波ゲー」のうちの一つです。
主人公はラバーフェチ。
気になるあの娘を拉致監禁して全身ラバースーツを着せるところからゲームは始まります。
うわあ…。
とにかくきつい。
延々と続く悶々とした妄想的心理描写、デッサンが微妙に狂った絵、アコースティックギター一本のみのBGM、極めつけのフェチエロシーン!
全体的にかなりイヤな感じです。
読み進めていくのが結構つらい。
もうなんかね、気持ち悪いとかそんなんじゃなくて心理的に追い詰められます。
鬱になるといいますか、なんしか気分が滅入る。
しかしこの作品が「終の空」等のファッション電波ゲーと違うところは、「完成度が高い」ということに尽きます。
かなり丁寧にプロットが作られており、こういったゲームにありがちなストーリー上の矛盾や不整合さがほとんど見当たりません。
人格描写もしっかりしていて、製作者の気合が感じられます。
イヤなもの、嫌悪、それらを徹底してしっかり描こうとする情熱はすさまじい。
だからこそとてつもなくイヤーな作品に仕上がっています。
このあたりが名作?と呼ばれ評価も高い所以でしょう。
主人公はまさにど変態なのですが、キチガイではありません。
その心理描写には隙がなく、説得力があるのです。
あまりに納得できる思考描写のためか感情移入すらできてしまいます。
他の登場人物もかなり異常な行動をとりますが、これもかなり絶妙。
みんな自然に、論理的に、狂っているのです。
誰も突然発狂して馬鹿になったりしないし、異常な行動を取った時ですら、ああそうなのか、やっぱそうするのかと納得してしまえる自然さ。
この説得力にはなかなか恐ろしいものがあります。
エンディングはほとんどがろくなエンディングではありません。
しかし!!!
本質は純愛物語であるといえるでしょう。
それを可能にしているのが、徹底した登場人物の心理描写です。
「キモい」だけでは決して終わらないドラマがここにあります。
吐き気が伴うほどの陰鬱なシナリオの中で、ふと感じることのできるカタストロフィ。
愛ゆえに!愛ゆえに!!
狂気純愛文学として良く出来ていると思うので、もう普通の読み物では満足できない文学オタクのあなたにぜひオススメしよう。
タイトルは戸川純のアルバムからきてるのかな?
パッケージも似たような感じだったし。

青年よモエとナキを抱け 2

旧ブログより移植・リメイク)
一部の人に大好評のこのコーナーですが。
つづきいっちゃいます。

月姫

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幼い頃の事故の後遺症から、モノの壊れやすい線―――「死の線」を見る能力を持った主人公、遠野志貴。
事故から八年の間預けられていた親類の家を離れ、志貴は実家へと戻る事となる。そこで彼を待っていたのは、すでに他人のような妹と二人の使用人だった。古びた洋館での慣れない暮らしに戸惑いながら、志貴と少女達の新しい生活が始まる。
時を同じくして多発する猟奇殺人事件。その被害者は一様に全身の血液を抜かれていた。ある出来事がきっかけとなり、志貴は「吸血鬼」達の壮絶な戦いに巻き込まれていく事となる―――
純白の吸血鬼は微笑む。
「私を殺した責任、とってもらうからね」

2000年にコミケで販売された同人ゲームです。
同人ゲームでありながら市販ゲームをも上回るボリューム(テキスト量)を誇り、練りに練りこまれた独自の世界観、細かな設定が物語をより深いものにしています。
口コミでこの評判がオタク界に浸透し、あれよあれよという間に異例の大ヒットとなりました。
10万本ほどの売り上げがあったとの話も。
もちろん今現在は廃盤でして、中古市場でもウン万円出さないと買えないほどのプレミアがついています。
伝奇小説が好きな人にはたまらない一本かと。
練りこまれた世界観が支える独特な雰囲気の中で進められていく物語は、そりゃもう熱くもあり切なくもあり。
色んな意味でグッときますよ。
これをサークルレベルで作り上げるとはホント素晴らしいの一言です。
音楽も良いんだ、これが。
ささやかなアドバイスですが、双子メイド、翡翠と琥珀のルートは一番最後にやりましょう。
翡翠→琥珀の順に。
琥珀のルートは真相解明ルートでもありますので、一番最後にやるのが望ましいと思います。
その方が感動もひとしお。
いいね?お兄さんとの約束だ。

■名ゼリフ
「…物事の『死』が視えるという事は、この世界すべてがあやふやで脆いと言う事実に投げ込まれることだ。
地面なんて無いに等しいし、空なんて今にも落ちてきそう」
「何を――何の事を言っているんだ、おまえ」
「…一秒先にも世界すべてが滅んでしまいそうな錯覚を、おまえは知らない。
――それが、死を視るという事なんだ。
この目はさ、おまえみたいに得意げに語れる力なんかじゃない。
それがおまえの勘違いだ、吸血鬼。
命と死は背中合わせでいるだけで、永遠に、顔を合わせることはないものだろ」
「だから――その目で私を見るなと言っているだろう…!!」
走ってくる足音。 けど、俺のほうが何倍も早い。
「―――教えてやる。これが、モノを殺すっていうことだ」

Fate/stay night

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「聖杯戦争」。日本のとある都市「冬木市」にて数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」と呼ばれる存在をめぐって7人の「魔術師」が殺しあう儀式である。彼らはそれぞれ一人に一体ずつの、その身に強大な力と激しい聖杯戦争を戦い抜くに足る強靭な意思を秘めた意識存在と契約し、主たる「魔術師・マスター」と従者にして相棒たる「使い魔・サーヴァント」として最後の一組になるまで殺しあう事になる。
彼らにとって最優先されるべきは聖杯の入手であり、大勢の人々が彼らの戦いに巻き込まれ、死ぬ事になったとしても、それが彼らの矛を収める理由にならない。過去、最後に行われた聖杯戦争では一つの街が炎上するほどの惨事となったが、炎の中で交錯する蒼い剣士と金色の王の瞳には、互いの姿しか映っていなかった。目的の為にはあらゆる物を犠牲にする、魔術師達の欲望の集大成、それが聖杯戦争である。
冬木市に住む主人公・衛宮士郎は過去にある町で起きた謎の炎上事件の唯一の生存者であり、自分を救ってくれた魔術師に恩義と憧れを抱く青年であった。「多くの人を救える正義の味方になる」という願いを抱き、魔術を習うもその才能を見いだせず、半熟魔術師として自分に可能な範囲で夢を追いながら高校生活を送っていた。
そんなある日、士郎は謎の男にいきなり命を狙われる事になる。現代社会から激しく逸脱した身なりに、明らかに人外の力をふるって士郎を殺そうとする謎の槍使い。死を覚悟した士郎の左手が紅い光を放ち始める。それは聖杯戦争に、神聖でありながら忌まわしい儀式に参加する権利を認められた証だった。
突如、地に現れた魔方陣の中から金色の髪に碧の眼、蒼い鎧を纏った英霊が現れる。偉大な英雄の魂を具現化し、聖杯を手に入れて己が望みをかなえる為に降り立った「剣士・セイバー」の称号を冠するその少女は、静かに、混乱しつつも自分が大きな戦いに巻き込まれたことを感じ始める士郎に問い掛ける。
「―――問おう。貴方が、私のマスターか」

「月姫」を世に送り出したTYPE-MOONの商業デビュー作品です。
これも面白いよ!
さすがといったところでしょうか、あの「月姫」での持ち味だった独特の雰囲気そのままに「月姫」とは違う熱さを持った作品です。
練りに練られた細かな設定、演出も健在。
とりあえずやっときましょう!
ていうか主人公がかっこよすぎて俺みたいな小物にはまぶしすぎです。
まあ多少ご都合主義なのが鼻につかないことも無いですが。

■名ゼリフ
「I am bone of my sword. 体は剣で出来ている。
Steelis my body, and fireis my blood. 血潮は鉄で、心は硝子。
I have created over athousand blades. 幾たびの戦場を越えて不敗。
Unaware of loss. ただ一度の敗走もなく、
Nor aware of gain. ただ一度の勝利もなし。
Withstood pain to create weaponswaiting for one’s arrival. 担い手はここに独り剣の丘で鉄を鍛つ。
I have no regrets.This is the only path. ならば、我が生涯に意味は要ず。
Mywholelifewas”unlimited blade works.” この体は、”無限の剣で出来ていた”。 」
■名ゼリフもう一個
「I am bone of my sword. 体は剣で出来ている。
Steelis my body, and fireis my blood. 血潮は鉄で、心は硝子。
I have created over a thousand blades. 幾たびの戦場を越えて不敗。
Unknown to Death. ただ一度の敗走もなく、
Nor known to Life. ただ一度の理解もされない。
Have withstood pain to create many weapons. 彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。
Yet, those hands will never hold anything. 故に、生涯に意味はなく。
So as I pray, unlimited blade works. その体は、きっと剣で出来ていた。 」

Fate/hollow ataraxia

B000ANETRM

第五次聖杯戦争の終結から半年後。
そこには再び現界したサーヴァントとの穏やかな日常が存在していた。
ありえない現実でありながら、それらに疑問を抱かない前聖杯戦争参加者たち。
繰り返される四日間と暗躍する魔術師。夜にのみ進行する新たな聖杯戦争。
空虚なる平穏の先にあるものは……?

「Fate/stay night」のファンディスクに当たる作品。
しかしながら本編のボリュームは1作品に十分に値するものです。
手抜きは一切ございません。
もはや何も言うまい。

■名ゼリフ
「分かりづらかったか?なら例えばなしをしよう。
ある場所に、世界で一番不幸な目にあっているヤツがいるとする。
ある日、アンタはそいつの事をニュースで知って落ち込んじまうんだが、それは意味のない感傷なんだ。
遠い世界の話には関れない。
自分には関りのない所で誰かに不幸な出来事が起きたとしても、あんたは笑っていろ」
■名ゼリフもう一個
「この世すべての悪などと笑わせる。
それはにんげんの総称だ。我は人間より生まれしもの。
人間である限り、君はあらゆる悪を再現可能だ。」

BALDRFORCE EXE

B0001006R6

ネット世界における人型戦闘ツール『シュミクラム』を操り、ハッカーとして気ままに過ごしていた主人公。
しかしハッキングチーム最後の大仕事として 軍 のデータベースをターゲットに選んだことから主人公の人生は大きく動き出す。
ネット空間内での軍とテロ組織の抗争に巻き込まれ、親友は主人公をかばい不慮の死を迎える・・・。
親友の形見に復讐を誓う主人公。
彼はそこから軍やネット警備会社、テロ組織の様々な人物と出会い、共に戦い、あるいは敵対することになる。
だが、それぞれ独立し無関係と思われた人物、エピソードは、過去に起った、ある出来事に繋がりがあったのだった・・・。
主人公は知らず知らずのうちにその繋がりを中心とした争いに深く関わり、最終的にその出来事の全貌が明らかになったとき主人公は、愛するものを救うため、自分の存在をかけた戦いを挑むことになる・・・

これもいわずと知れた名作。
これまで紹介してきたゲームと違うところは、アドベンチャーパートの他に、アクションパートが存在するというところ。
このアクションパートの評価がかなり高い作品です。
どんな感じかというと、えーと、アーマードコアってゲーム知ってます?
あれの2Dバージョンと言ったところでしょうか。
それに近接戦闘とコンボが加わったものと思ってください。
人型戦闘ロボみたいなんを操ってミッションをクリアしていくというものです。
ミッション前に装備する武器を選択出来るのですが、その武器ごとに熟練度があります。
このアクションパートがガチで面白い!
熱い!!
遠距離から弾幕張って突っ込むも良し、近接コンボで一気にたたみかけるも良し。
ゲームパッドに対応しているので、ぜひ購入しておきましょう!
もちろんこの作品の魅力はアクションパートだけに留まりません。
ストーリーもボリュームがあってなかなか素晴らしい。
幾重にも張り巡らされた伏線や、色々なルートをたどっていくうちに判明する真相、最終ルートに近づくにつれ加速する燃え!!
もうやりだしたら止まりませんよ。
最終ルート、最終決戦はもうマジで熱い!
演出は最高です。

■名ゼリフ
「大切な人のことを思い出せない・・・
この先、そんな状態が何度も君を襲うかもししれない・・・
その時は思い出すがいい・・・
君を狂わせることは何者にもできない
君自身がそう望まない限りは必ず戻ってこれる・・・」

終ノ空

B00009ELHS

突然のクラスメートの死。
それは、世界の終わりをくい止めるための儀式だったという。
世界の終わり?
そんな事が、ありうるのだろうか?
しかし、本当であるか否かなど、そんな事は関係ない・・・。
学校という閉ざされた<場>の中で、その予言は<真>なるものとして受けいられていく。
そんな中、一人の少年が、世界の終わりを宣言する。
それは、<始まり>でも<終わり>でもない世界の到来の兆しだと彼は言う。
それこそは『終ノ空』(ツイノソラ)。
狂気に飲み込まれる、学園、あたかも、聖書の記述にある、
悪霊に憑かれた豚の群が湖に飛び込んで溺死する話のように、自ら破滅に向かっていく。
しかし、それは本当に破滅なのか?それとも・・・。
世界の終わりは、世界の非連続性に。狂気は、人間の認識の可能性に、
徐々に事件は、その意味を変えていく。
水上行人、若槻琴美、高島ざくろ、間宮卓司、
それぞれ違った認識から『終ノ空』に関わっていく、
はたして、『終ノ空』とはなんなのか?
人々の不安が生み出した妄想なのか、それとも・・・。

ではここらで息抜きに一般作品ではおおよそ色んな意味で公開できないような極悪ゲーをご紹介しましょう。
とても短いゲームです。
フルコンプには3時間もあれば大丈夫かと。
ゲームの内容を簡潔にまとめます。
「高校生がノストラダムスの予言を信じ、集団自殺するゲーム」です。
ルートごとに、それぞれ別のキャラの視点でゲームを進めていくのですが…。
主人公、ヒロインルートまではまだ普通です。
普通っていっても、ストーリーがなんかもうどうしようもないくらい破滅的なので一概に普通とも言いがたいのですが。
サブキャラルートに移ったあたりからがとんでもなくヤバイです。
妄想、幻覚、錯乱、狂気、電波の嵐です。

( ゚д゚) 「スパイラルマタイ」?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) 「アタマリバース」?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚;) 「≒⊥?〆゛ ̄^_」?

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) 何言ってんのか全然わかんねえよ!!!

特に卓司シナリオがスゴイ。
もう色んなもん見えちゃってます。
ゲーム全体を通して妄想、幻覚の表現は素晴らしい。
ただし、詰めが甘い部分が随所に見受けられます。
キャラクターの心理描写や人格描写が不足しているためか、ストーリー展開に無理があります。
主題と精神描写のアイデアだけが先行しているような感じです。
哲学引用の表現が多いのでそれ萌えな方にはたまらないのですが、いかんせんやりたいことだけが先行しすぎていて、置いていかれる人はもうそりゃ置いていかれっぱなしになるかもしれません。
アイデアは素晴らしいと思うので、もうちょっとそのあたりをつめて欲しかったですね。
しかしながら表現や構成のセンスは良いと思いますし、アングラな読み物として十分楽しめると思いますので、うさんくさい表現や狂気といったものに目が無い人にはぜひプレイしてもらいたいです。
音楽も絶望的で良いですよ。
あ、ついでに言っておきますが、操作システム面はかなり悪いです。
まあ短いゲームなのでそんな気にならないかもですが。


■名ゼリフ
「わかった、なら卓司くん
すてきな学園生活を送るの
素敵な彼女
素敵な友達
楽しい生活
それが何百年続く
それが何千年続く
それが何万年続く
それが何十万年続く
それが何百万年続く
それが何千万年続く
それが何億年続く
それが何十億年続く
それが何百億年続く
それが何千億年続く
それが何京年続く
それが何十京年続く
それが何百京年続く
それが何千京年続く
それでもまだ終わらないの
無限だから、ここまででも一瞬なの
これの何千倍、何億倍、何京倍しても終わらないの
終わりは絶対にこないの
素敵な彼女
素敵な友達
楽しい生活
を永久に繰り返すの…
何百年かあたりに卓司くん
この幸せな生活に嫌気が差すの
素敵な彼女を殺し
素敵な友達を殺し
楽しい生活を終わらせようとするの
でも次の朝になるとまた
素敵な彼女
素敵な友達
に囲まれた
楽しい生活が始まるの
卓司くん、はじめのうちは殺しの快感に酔いしれて
毎日、素敵な彼女、素敵な友達、を殺し続けるの
でもそれも、何百年かで飽きて
もう…
今度は自殺しようとするの
卓司くんは死ぬの
でも次の瞬間には
素敵な彼女
素敵な友達
に囲まれた
楽しい生活が始まるの
そして、卓司くんは発狂するの
でも強制的にしあわせになるため
精神は普通の状態に戻されるの
それからも
素敵な彼女
素敵な友達
楽しい生活
は永遠に続くの
永久に… 」
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今日はここまで!